過去の更新情報(2012年1月25日〜2022年3月31日)       >>最新情報に戻る


2022.3.23
令和4年電気学会全国大会(オンライン開催)において,博士前期課程1年の伊藤凌平君と澤賢佑君が研究成果を発表しました。

2022.3.22
令和3年度秋田大学卒業式が実施されました。本研究室に所属した4年生10名,大学院博士前期課程5名,博士後期課程1名に学位記が授与されました。


2022.3.17
博士後期課程3年生の江口卓弥君に,秋田大学学生表彰(優秀賞)が授与されました。


2022.3.7
4年生の安彦雄敬君に電気学会東北支部優秀学生賞が,同じく佐藤和輝君に電子情報通信学会東北支部優秀学生表彰が授与されました。


2022.2.21
4年生の遠藤幸太郎君と熊谷悠希君に,2021年度電気電子工学コース 卒業課題研究発表会優秀発表賞が授与されました。
遠藤幸太郎「電気二重層キャパシタ電極の充放電特性に与える異種活性炭の添加効果」
熊谷悠希「Ni高含有三元系リチウムイオン電池正極の製造プレス圧力がその電池出力特性に及ぼす影響」


2022.2.9
2021年度電気電子工学コース卒業課題研究発表会がオンラインで開催されました。本研究室所属の4年生10名が発表を行いました。

2022.1.20
研究業績を更新しました。

2022.1.19
安部勇輔特任助教らの論文「リチウムイオン電池に用いるもみ殻由来負極におけるSiOxの役割」がScientific Reportsに掲載されました。

Abe, Y., Tomioka, M., Kabir, M., Kumagai, S., Role of SiOx in rice-husk-derived anodes for Li-ion batteries. Sci Rep 12, 975 (2022).

2021.12.27
熊谷誠治教授の年末のあいさつを掲載しました。
2021年3月末で2年間のコース長と1年間の学科長を務め上げることができました。研究指導になかなか手が回らなかったところもあり,本年4月からは研究活動に活発化させようと努力してきました。世界は脱炭素に舵を切っており,再生可能エネルギーのさらなる導入やゼロエミッション・ビークルの主流化が避けられない状況になっています。本研究室の中心テーマである蓄電デバイスは,脱炭素社会には欠かせない技術になります。また,秋田県沖は洋上風力発電の適地であり,近い将来,多数の洋上風車が秋田県沖に設置されることになります。昨年より秋田大学地方創生センター地域産業研究部門における「新エネルギー開発研究事業」の代表を仰せつかっており,その事業では,恵まれた地域の自然エネルギーを秋田県の発展に役立てる研究が進行しております。脱炭素社会の実現に直接貢献できる研究成果を,学生と協力して出していきたいと考えています。来年も宜しくお願い申し上げます。

秋田大学手形キャンパスのイルミネーション

2021.12.27
サイエンスラボを実施しました。
本荘高校の2年生8名を迎えて,「リチウムイオン電池をつくってみませんか」というミニ実験を行いました。当研究室のM1の澤賢佑君,B4の高橋瑛斗君,安部勇輔さんに実験を手伝って頂きました。
 

 

2021.11.16
電気電子工学コース3年生8名が本研究室に配属されました。

2021.11.9
本研究室からプレスリリースがなされた研究成果「世界最高レベルのエネルギー密度を示すリチウムイオンキャパシタを実現」が秋田魁新報で紹介されました。熊谷誠治教授と江口卓弥君のコメントが掲載されています。秋田魁新報電子版での記事概要はこちら

2021.11.1
熊谷誠治教授が10月30,31日に開催された第70回秋田県発明展に出展し,日本弁理士会会長奨励賞を受賞しました。
「リチウムイオン蓄電デバイスの負極活物質 ―もみ殻の有効活用方法―」


2021.10.22
研究成果を更新しました。

2021.10.22
The 9th International Conference on Materials Engineering for Resources (ICMR2021 AKITA) がオンラインで開催されました。本研究室から富岡雅弘助教,安部勇輔特任助教,江口卓弥君,金本雄吾君,菅原綾一君,澤賢佑君が研究発表を行いました。

2021.10.19
熊谷誠治教授が能代高校1年生から取材を受けました。探求活動の一環として,能代高校1年生3名が熊谷教授を訪問し,電気自動車や再生可能エネルギーなど脱炭素社会に関する知識を深めました。

2021.10.9
熊谷誠治教授が第2回秋田大学オープンキャンパス2021にて模擬授業「脱炭素社会(再エネと電気自動車)」を行いました。


2021.9.28
熊谷誠治教授がイノベーション・ジャパン2021に出展した研究「電気二重層キャパシタの寿命を延ばす活性炭系添加剤」が化学工業日報紙にて紹介されました。

2021.9.1
江口卓弥君,沢田圭一郎君(修了生),富岡雅弘助教,熊谷誠治教授らの論文
Energy density maximization of Li-ion capacitor using highly porous activated carbon cathode and micrometer-sized Si anode」が,国際電気化学会が刊行する学術雑誌Electrochimica Actaにオンライン掲載されました。

また,本論文の発表について秋田大学からプレスリリースがなされました(pdfファイル)。

2021.9.1
研究業績を更新しました。

2021.8.31
安部勇輔特任助教(電動化システム共同研究センター)の研究「もみ殻炭はLiイオン電池負極の活物質として有望か?」が,令和3年度科研費研究活動スタート支援に採択されました。

2021.8.27
2021年度電気関係学会東北支部連合大会がオンラインで開催されました。
本研究室から安部勇輔特任助教,上野友雅君,金本雄吾君,高山勇人君,伊藤凌平君,島谷圭一君が研究発表を行いました。

2021.8.23
熊谷誠治教授がイノベーション・ジャパン2021〜大学見本市Onlineにて「電気二重層キャパシタの寿命を延ばす活性炭系添加剤」という新技術を出展します。動画による研究者プレゼンが8月30日10:05−10:10に行われます。


2021.8.7
熊谷誠治教授が大学コンソーシアムあきた主催の高大連携授業「再生可能エネルギー入門」を手形キャンパスにて実施しました。本授業は,第1講「日本と世界のエネルギー情勢と再生可能エネルギーとは」と第2講「蓄電技術,バイオマスの利用とカーボンニュートラル」から構成され,秋田県内高校生のみなさんに,再エネの種類と特徴,再エネをめぐる世界的動向から地元秋田での取り組み,蓄電の必要性,さらにカーボンニュートラルの考え方など「脱炭素化」の基礎を学んでもらいました。
 

2021.8.5
研究業績を更新しました。

2021.8.4
「もみ殻から製造したリチウムイオン電池負極材に適したバインダ」に関する論文がScientific Reportsに掲載されました。

Kumagai, S., Abe, Y., Tomioka, M. Kabir, M., Suitable binder for Li-ion battery anode produced from rice husk. Sci Rep 11, 15784 (2021).

2021.7.16
秋田大学のオンラインオープンキャンパス2021で熊谷誠治教授が研究紹介を行っています。
「もみ殻からつくる蓄電デバイスの電極材料」



2021.6.25
研究業績を更新しました。

2021.6.24
安部勇輔特任助教(電動化システム共同研究センター)が日本素材物性学会令和3年度(第31回)年会で優秀論文発表賞を受賞。

日本素材物性学会令和3年度(第31回)年会(2021.6.24,オンライン開催)において,安部勇輔特任助教,江口卓弥君,大滝隼一朗君,金本雄吾君,菅原綾一君が電気化学蓄電デバイスに関する最新の研究成果を発表しました。

2021.5.10
熊谷誠治教授の出願特許「リチウムイオン電池およびリチウムイオンキャパシタ用負極活物質」が特許査定を受け,登録されました。特許第6867574号(2021.4.13)

2021.5.6 
公益財団法人JKAの2020年度自転車等機械振興事業・研究補助(個別研究)の研究成果を公開しました。
「充放電電流と周囲温度が変化した場合のリチウムイオン電池の性能シミュレーション技術の開発」(研究代表者:熊谷誠治,研究分担者:富岡雅弘)

2021.4.30
2021年度の当研究室研究テーマ一覧を更新しました。

2021.4.23
3月に大学院博士前期課程を修了した安井啓道君が令和2年度電気学会優秀論文発表賞を受賞しました。
安井啓道,富岡雅弘,熊谷誠治「異なる電解液におけるもみ殻活性炭の電気二重層キャパシタ特性」2020年度電気関係学会東北支部連合大会(書面発表)


2021.4.11
手形キャンパス内の桜が満開になりました。


2021.4.1
熊谷誠治教授が専攻長・コース長の任から解除され,進路指導を担当します。
本研究室出身の安部勇輔君が秋田大学電動化システム共同研究センターの特任助教に着任しました。
博士後期課程3年の江口卓弥君が日本学術振興会特別研究員DC2に採用されました。

2021.3.31
研究業績を更新しました。

2021.3.24
令和2年度の学位記授与式が行われました。秋田大学体育館で実施された卒業式の後,コース毎に学位記の授与が行われました。本研究室から6名が学部を卒業し,5名が博士前期課程を修了しました。
 

2021.3.18
令和2年度理工学研究科長表彰に,本研究室の沢田圭一郎君と新發田睦樹君が選ばれました。また,表彰式で沢田圭一郎君が表彰者代表あいさつを行いました。



2021.3.10, 11
江口卓弥君(博士後期課程2年),金本雄吾君(博士前期課程1年),上野友雅君(同),富岡雅弘助教が,令和3年電気学会全国大会(オンライン開催)にて研究成果を発表しました。

2021.3.1
電気電子工学コースの卒業課題研究優秀発表賞が本研究室所属4年生の澤賢佑君が授与されました。

澤賢佑君
テーマ「リチウムイオン電池に用いるリサイクル正極材に関する研究」


2021.2.9
2020年度電気電子工学コース卒業課題研究発表会が実施され,本研究室所属の4年生6名が発表を行いました。

2020.12.25
熊谷誠治教授の年末のあいさつを掲載しました。

2020年は新型コロナウィルスの影響を大きく受けた年でした。
2020年3月の卒業式は実施されませんでした。その代わり,卒業および修了証書の授与はコース毎に行われました。コース長として,1名ずつに証書を授与する役目を仰せつかりました。3回に分けて授与式を実施することになり,時間はかかりましたが,無事に卒業・修了生を送り出すことができました。
2020年4月には入学式が中止となりました。学生は大学構内には入れない状態がしばらく続き,前期の授業はオンラインのみとなりました。4月には数理・電気電子情報学専攻長・学科長を拝命したのですが,学科長として新入生へのガイダンスと初年次ゼミの授業をオンラインで実施しなければいけませんでした。新入生は授業の履修の仕方や大学生活に関する手続きの方法を理解できるだろうかとかなり心配しました。授業実施には多くの苦労が教員サイドにはあったのですが,新入生のオンラインへの適応性も高く,初年次ゼミのグループワークも含めて,オンライン授業のほとんどは円滑に実施されました。オンライン授業に対する学生の評判も良く,その教育効果の高さを実感した1年でもありました。
6月あたりから順次学生は大学に入構,後期からは対面授業も実施できるようになりました。
しかし,研究に費やせた時間は例年より短かったことは確かなことであり,せめて残りの時間を集中して研究に取り組めるように支援していきたいと考えています。
研究時間が限られながらも,学生は優れた研究成果を出しています。コロナ渦においても,学生の授業や実習,研究指導に最善を尽くしていきます。来年も宜しくお願い申し上げます。

秋田大学手形キャンパスのイルミネーション

2020年12月 熊谷誠治

2020.12.23
学部4年生の卒業研究中間発表を行いました。


2020.12.22
富岡雅弘助教が,秋田県・秋田産学官ネットワーク主催の「令和2年度 産学官交流プラザ」において,秋田県版競争的研究資金 令和元年度イノベーション創出研究支援事業 「電気的等価回路を用いたリチウムイオン電池の性能予測に係る研究」の研究成果報告を行いました。

2020.12.21
研究業績を更新しました。

2020.10.23
研究業績を更新しました。

2020.10.14
電気電子工学コース3年生10名が本研究室に仮配属されました。3年生の研究室仮配属は本年度からになります。

2020.10.1
秋田大学主催の令和2年度大学講座「超スマート社会への対応」において,熊谷教授が「リチウムイオン電池と燃料電池」の講座講師を務めました。

2020.9.8
第4回秋田ヒューマン・エネルギー研究会がオンラインで開催され,齋藤一平君が「ハードカーボン/ Si 混合負極を用いたLi イオン電池のサイクル特性」,伊藤流唯君が「サイクル劣化したリチウムイオンキャパシタのセパレータ観察」,熊谷教授が「シリカ含有量の異なるもみ殻炭を負極に用いたLi イオン電池の充放電特性」の題目で研究成果を発表しました。

2020.8.26
熊谷誠治教授が,Guest Editorを務めたBatteries誌・特集号「Electrochemical Capacitors」が,書籍として発行されました。無料で講読できます。


2020.8.25
秋田大学オンラインオープンキャンパスのウェブサイトが開設されています。

大学院博士前期課程1年の上野友雅君がyou tube上で当研究室の説明をしています。

また,熊谷誠治教授がyou tube上で数理・電気電子情報学科の説明をしています。


2020.8.21
熊谷誠治教授が高大連携授業を開講します。
「再生可能エネルギー入門」
11/8(日)15:00〜16:30,11/15(日)15:00〜16:30。オンライン(Zoom)での開講になります。受講申込締め切りは9/7(月)正午です。
詳細は大学コンソーシアム秋田

2020.5.21
江口卓弥君らの論文「Effect of ball milling on the electrochemical performance of activated carbon with a very high specific surface area」が,オープンアクセスジャーナル「Batteries」第6巻第2号(2020年)の表紙絵に採用されました。


2020.4.30
熊谷教授のエッセイが秋大理工メールマガジン(No.10)で配信されました。

「大学に入学して30年近くになりました」
大学に合格して,アパートでの一人暮らしを夢見ました。しかし,私のカップ麺好きと自炊能力を心配したのか,両親はアパート暮らしを絶対に許しませんでした。朝晩食事が提供される下宿か寮にしなさいと言われました。「結構探したけどいい下宿がなかった」とか抵抗を試みましたが,「であれば寮にしなさい(当時の寮は相部屋)」と言われ,しぶしぶ下宿にした記憶があります。私が選んだ下宿には,私を含めて5人の大学生がおり,学部も年齢も違う人ばかりでした。
自分の家族がつくるごはんから,他のお宅のごはんに慣れるまではやや時間がかかりましたが,食については人間若いうちは順応するものです。また,同じような境遇の人間が集まって生活をすると楽しいものです。いろんな話をしたり,ゲームをしたり,一緒に勉強したりと思い出に残る時間でした。今となっては下宿で良かったと思います。本当に「住めば都」です。

秋田大学手形キャンパスからの風景

2020.4.24 
リチウムイオン電池の性能シミュレーションに関する研究が,公益財団法人JKAの2020年度自転車等機械振興事業・研究補助(個別研究)に採択されました。それにともない本研究室ホームページにJKAおよびKEIRINのバナーを設置しました。
充放電電流と周囲温度が変化した場合のリチウムイオン電池の性能シミュレーション技術の開発補助事業」(研究代表者:熊谷誠治,研究分担者:富岡雅弘)

2020.4.22 大学院博士前期課程2年生の新發田睦樹君が
令和元年度電気学会優秀論文発表賞を受賞
2019年度電気関係学会東北支部連合大会(2019.8.22〜23,秋田大学)で,新發田睦樹君が発表した「再エネ大量導入時におけるマイクログリッドの自立運用条件」の研究発表が,令和元年度電気学会優秀論文発表賞に選ばれました。


2020.4.20 研究室に6名の4年生が配属されました。研究テーマ,研究室メンバーおよび研究室紹介・大学院修了生の就職先を更新しました。

2020.4.17 秋田大学は桜が満開です。しかしながら,新型コロナウィルス感染拡大防止のため,学生は出校できない状態にあります。人通りもなく,寂しい手形キャンパスになっています。5月からはインターネットを利用した遠隔授業が始まります。


2020.4.15 研究業績を更新しました。

2020.4.14 江口卓弥君(博士後期課程2年),金本雄吾君(博士前期課程1年),富岡雅弘助教,熊谷誠治教授らの論文「Effect of ball milling on the electrochemical performance of activated carbon with a very high specific surface area」がオープンアクセスジャーナル「Batteries」に掲載されました。異なる粒径分布を有する高比表面積活性炭の電気二重層キャパシタ電極材料としての性能が調査されています。無料で閲覧できます。

2020.4.1 熊谷誠治教授が数理・電気電子情報学専攻長および電気電子工学コース長に任命されました。富岡雅弘特任助教が助教に任命されました。

2020.3.24
令和元年度の学位記授与式が行われました。秋田大学の卒業式中止にともない,コース毎の学位記授与式になりました。本研究室から7名の学部卒業生と4名の博士前期課程修了生が社会に巣立ちました。


2020.3.16
江口卓弥君(博士後期課程1年),熊谷誠治教授らの論文「Activated carbon derived from Japanese distilled liquor waste: Application as the electrode active material of electric double-layer capacitors」が産業環境管理で著名な学術雑誌Journal of Cleaner Production (IF: 6.395, 2018) にオンライン掲載されました。優れた電気二重層キャパシタの電極用活性炭を焼酎粕から製造することに成功しています。

2020.03.05
令和元年度理工学研究科長表彰表彰式が開催され,本研究室の石川俊朱君が表彰されました。


2020.03.02
本年度から電気電子工学コースでは卒業課題研究優秀発表賞が創設されました。
本研究室からは伊藤大河君,金本雄吾君,堀川浩樹君の3名が受賞し,表彰されました。
伊藤大河君
テーマ「カーボンブラック/ポリエチレン複合材料の抵抗温度特性におけるアニール処置条件に関する研究」
金本雄吾君
テーマ「電極活性炭の粒径が電気二重層キャパシタの充放電特性に及ぼす影響に関する研究」
堀川浩樹君
テーマ「シリコン負極活物質量の異なるリチウムイオンキャパシタの充放電特性に関する研究」


2020.02.13
2019年度秋田大学理工学部電気電子工学コース卒業課題研究発表会が開催されました。

2019.12.28
熊谷誠治教授の年末のあいさつを掲載しました。

令和元年が早くも過ぎ去ろうとしています。本年4月に電気電子工学コース長を拝命してから9ヶ月が経過しました。コース全体の運営に関わる業務は多岐に渡り,あわただしい毎日を過ごしました。研究室の学生と議論する時間が限られるようになり,学生の研究指導において申し訳なさを感じる年でもありました。本年は教職員3名,博士後期課程2名,博士前期課程9名,学部4年生の7名の計21名の体制で研究を進めて来ました。研究室のスペースに狭さを感じるようになりましたが,その分,活気も出てきました。研究室での生活は,学生にとって人生の中では短い期間かもしれません。しかし,社会人となる前の貴重な準備期間となりますので,充実した研究室生活が送れるように,教員としても可能なことはしたいと考えています。本研究室を巣立った卒業生・修了生が社会で活躍している話を聞くことが多くなりました。教員冥利につきるところであります。学生のエネルギーを上手に方向付けし,特徴ある研究を行うことで,引き続き優れた人材の育成に努めて参ります。来年も宜しくお願い申し上げます。

秋田大学手形キャンパスのイルミネーション
                              2019年12月 熊谷誠治

2019.12.23
学部4年生の中間研究発表を行いました。その後,研究室の忘年会を行いました。


2019.12.5
あきた産学官連携フォーラム2019において本研究室がブース出展しました。
秋田拠点センターアルヴェ「秋田市民交流プラザ」において,「あきた産学官連携フォーラム2019」が開催されました。当研究室から「もみ殻から製造するリチウムイオンキャパシタ用正負極活物質」の研究が出展され,多くの方に見学して頂きました。研究室所属大学院生の沢田圭一郎君に出展・説明の手伝いをしてもらいました。

あきた産学官連携フォーラム2019でのブース出展

2019.11.29
研究業績を更新しました。

2019.11.27
安部勇輔君(2019年3月博士前期課程修了),堀夏樹君,熊谷誠治教授の原著論文「Electrochemical Impedance Spectroscopy on the Performance Degradation of LiFePO4/Graphite Lithium-Ion Battery Due to Charge-Discharge Cycling under Different C-Rates」がオープンアクセスジャーナル「Energies」に掲載されました。リン酸鉄リチウム正極材とグラファイト負極材から構成されるリチウムイオン電池における,充放電電流密度が異なる場合のサイクル劣化について,電気化学インピーダンス法を用いて分析しています。無料で閲覧できます。

2019.10.31
熊谷誠治教授らの研究が『EMIRA』のウェブサイトで紹介されました。
「厄介者の“もみ殻”が電極に! 米どころ秋田県で誕生した蓄電デバイス」


2019.10.29
秋田県立横手清陵学院高校の生徒のみなさんが,本研究室の見学に来ました。


2019.10.1
熊谷誠治教授らの研究成果が秋田魁新報(9/28付29面)で紹介されました。
「もみ殻を電極材料に 秋大院・熊谷教授ら」

2019.9.30
 電気電子工学コースのホームページがリニューアルされました。スマートフォン,タブレットにも対応しました。


2019.9.26
 熊谷誠治教授らの研究成果が,電力・エネルギーの専門メディア「スマートジャパン」で取り上げられました。
「蓄電器の電極材料を「もみ殻」で製造に成功、装置の低コスト化・環境負荷低減に貢献」

2019.9.20
 研究室において,令和元年度の研究プロポーザル発表会を行いました。


2019.9.19
 熊谷誠治教授が過去に出版した電気二重層キャパシタに関する解説記事を公開しました。
「電気二重層キャパシタの構造と電極材料」
秋田の自然エネルギー,第40号,14−19頁,2015年
秋田県自然エネルギー開発協会の許可を得て転載



2019.9.18
 2019年度センサ工学研究会(会長:吉村昇 東北公益文化大学長)が,9月17〜18日,サンルーラル大潟にて開催されました。富岡雅弘特任助教と熊谷誠治教授が講演を行いました。

富岡特任助教の講演

2019.9.13 研究成果を更新しました。

2019.9.12
 熊谷誠治教授と江口卓弥君が,信州大学上田キャンパスで開催された6th International Conference on Advanced Capacitors (ICAC2019)で研究成果を発表してきました。

発表した江口卓弥君

2019.9.6
 秋田大学にて第3回秋田ヒューマン・エネルギー研究会が開催されました。当研究室から江口卓弥君が「焼酎粕活性炭を電極に用いた電気二重層キャパシタ」の題目で,堀夏樹君が「リチウムイオン電池の等価回路構築と充放電シミュレーション」の題目で研究成果の報告を行いました。
 
   江口卓弥君の発表             堀夏樹君の発表

2019.8.26
 熊谷誠治教授らの研究成果が産経新聞東北欄(8/25付23面)で紹介されました。
 「もみ殻から次世代型電極製造」

2019.8.23
 秋田大学で2019年度電気関係学会東北支部連合大会が開催されました。
本研究室から富岡雅弘特任助教,中嶋明宏技術職員,江口卓弥君,石川俊朱君,伊藤流唯君,齋藤一平君,新發田睦樹君が研究発表を行いました。

     新發田睦樹君の発表

2019.8.19
 熊谷誠治教授らの研究成果が河北新報の記事(8/18付3面)になりました。
 「もみ殻を蓄電デバイスに 秋田大、正極・負極材料製造に成功」

2019.8.8
 研究室の暑気払いを行いました。当日は2名の研究室OBがかけつけてくれました。研究室は夏休みに入ります。盛夏


2019.8.7
「電気的等価回路を用いたリチウムイオン電池の性能予測に係る研究(研究代表者:熊谷誠治)」が秋田県の令和元年度科学技術振興ビジョン推進事業・イノベーション創出研究支援事業に採択されました。県内企業と協力して研究が実施されます。

2019.8.5
 熊谷誠治教授,安部勇輔君,斉藤智朗君,江口卓弥君,富岡雅弘特任助教らの論文
「Lithium-ion capacitor using rice husk-derived cathode and anode active materials adapted to uncontrolled full-pre-lithiation」が電気化学系蓄電デバイスで著名な学術雑誌Journal of Power Sourcesにオンライン掲載されました。

また,本論文の発表について秋田大学からプレスリリースがなされました(pdfファイル)。

2019.8.1
 昨年12月にオープンアクセスジャーナル「Batteries」に掲載された安部勇輔君,斉藤智朗君,熊谷誠治教授の原著論文「Effect of Prelithiation Process for Hard Carbon Negative Electrode on the Rate and Cycling Behaviors of Lithium-Ion Batteries」のダウンロード数が1000を超えました。


2019.7.27
 本日,秋田大学のオープンキャンパスが開催されました。電気電子工学コースの全体説明を熊谷教授が行いました。また,本研究室教員および学生による研究紹介が行われました。



2019.6.26
 熊谷誠治教授が日本素材物性学会 令和元年度山崎賞を受賞
 沢田圭一郎君が日本素材物性学会 令和元年度年会で優秀論文発表賞を受賞
日本素材物性学会令和元年度(第29回)年会(2019.6.25,秋田ビューホテル)において,富岡雅弘特任助教,石川俊朱君,江口卓弥君,堤光太君,根本優樹君,堀夏樹君,伊藤流唯君,齋藤一平君,沢田圭一郎君,新發田睦樹君,安井啓道君がリチウムイオン電池やキャパシタなどの蓄電技術とその応用に関する最新の研究成果を発表しました。


大学院博士後期課程1年江口卓弥君の発表

その中で,大学院博士前期課程1年次の沢田圭一郎君が「Si系負極を用いたリチウムイオンキャパシタの充放電特性」の研究発表で,優秀論文発表賞を受賞しました。


受賞した沢田圭一郎君(左)と熊谷教授

また,熊谷教授らが日本素材物性学会英語論文誌International Journal of the Society of Materials Engineering for Resourcesに出版した論文「Hard Carbon/SiOx Composite Active Material Prepared from Phenolic Resin and Rice Husk for Li-ion Battery Negative Electrode」Tomoaki Saito, Hiroaki Fujiwara, Yusuke Abe, Seiji Kumagai (2018) が,日本素材物性学会令和元年度山崎賞を受賞しました。



2019.6.25
研究業績を更新しました。

2019.6.7 電気電子工学コースのWebサイトが更新されました。研究室名称や進路状況の更新などの他,熊谷誠治教授の「コース長あいさつ」が新たに加えられました。

2019.4.26 3月に大学院博士前期課程を修了した
    斉藤智朗君が平成30年度電気学会優秀論文発表賞を受賞

平成30年度電気関係学会東北支部連合大会(2018.9.6〜7,岩手大学)で,当時博士前期課程2年生であった斉藤智朗君が発表した「もみ殻由来正負極を用いたリチウムイオンキャパシタの性能評価」の研究が,平成30年度電気学会優秀論文発表賞に選ばれました。

2019.4.20 秋田大学構内の桜が満開になりました。


2019.4.19
熊谷誠治教授が研究代表者を務める研究課題が科研費基盤研究(B)に採択されました。
「もみ殻由来C/SiOx混合系のLiイオン蓄電デバイス負極活物質としての機能解明」

富岡雅弘特任助教が研究代表者を務める研究課題が科研費若手研究に採択されました。
「長さの異なる対象物のつまみ動作におけるヒトの把持戦略の研究」

2019.4.16 本年度から当研究室は熊谷・富岡研究室になります。

2019.4.5 研究テーマ,研究室メンバーおよび研究室紹介・大学院修了生の就職先を
更新しました。

2019.4.1 熊谷誠治教授が電気電子工学コース長に任命されました。

2019.3.21 秋田大学卒業式が秋田市立体育館で行われました。
本研究室からは7名の学部卒業生と3名の大学院博士前期課程修了生が巣立って行きました。

2019.3.7
大学院博士前期課程2年の安部勇輔君が平成30年度理工学研究科長表彰を受けました。

表彰を受けた安部勇輔君(左)と熊谷教授

2019.2.27
秋田県科学技術振興ビジョン・平成30年度若手高度人材育成事業「リチウムイオン電池のシミュレーション技術開発に係る研究」において,熊谷誠治教授,大学院生の安部勇輔君,堤光太君,堀夏樹君が,共同研究先の県内企業を訪問し,研究最終報告を行いました。企業技術者との議論により,今後の研究方針が定まりました。

研究報告を行う堀夏樹君

2019.2.18
熊谷誠治教授の研究「ハードカーボン/Si混合負極へのLiイオンプレドープ深度の最適化」がスズキ財団平成30年度科学技術研究助成に採択されました。2月15日に浜松市内で開催された研究助成贈呈式・交流会に熊谷教授が出席してきました。

2019.2.14
平成30年度秋田大学理工学部電気電子工学コース卒業課題研究発表会が行われ,
熊谷研究室の学部4年生7名が発表しました。


2018.12.28
熊谷誠治教授の年末のあいさつを掲載しました。

2018年1月1日に熊谷研究室が発足してから,1年が経過しました。学部生と大学院生で15名,さらに教職員3名を加えた18名で研究を進めて参りました。優秀な学生と教職員に恵まれて,1年間無事に研究室を運営することができました。2018年は招待講演やコラム執筆の機会を頂戴し,多くの方々に本研究室を知って頂くことができました。さらに,大学院博士前期課程の学生が,英文原著論文を発表できたこと,また,学会から優秀論文発表賞を受けたことなど,予想以上の教育研究成果を得ることができました。厚くご支援頂きました,また,本研究室にご関心を持って頂きました皆様に心から御礼申し上げます。大学院への進学を予定している学部生も多く,来年は益々研究活動を活発にしていきたいと思います。学生のエネルギーを上手に方向付けすることで,特徴ある研究成果を粘り強く発信して参ります。そして,次世代を担う技術者および研究者の育成に引き続き力を入れていきます。来年も宜しくお願い申し上げます。
                             2018年12月28日 熊谷誠治

秋田大学手形キャンパスのイルミネーション

2018.12.21
年末の研究室発表会が開催されました。大学院博士前期課程2年生と学部4年生の計10名が研究発表を行いました。その後,研究室の忘年会が行われました。


2018.12.14
熊谷誠治教授が秋田大学革新材料研究センターの「キックオフセミナー」において,「バイオマスに由来する蓄電デバイス電極材料の創製」の題目で講演講師を務めました。また,本セミナーおよび熊谷教授の講演が2018年12月17日の河北新報第24面で取り上げられました。


2018.12.12
安部勇輔君,斉藤智朗君,熊谷誠治教授の原著論文「Effect of Prelithiation Process
for Hard Carbon Negative Electrode on the Rate and Cycling Behaviors of
Lithium-Ion Batteries
」がオープンアクセスジャーナル「Batteries」に掲載されました。3元系NCM正極材とハードカーボン負極材から構成されるリチウムイオン電池において,負極へのリチウムイオンプレドーププロセスがどのように電池のレートおよびサイクル特性に影響を与えるか調査しています。無料で閲覧できます。

2018.11.2
熊谷誠治教授が,秋田大学で開催された平成30年度電気学会東北支部学術公開講演会において,「バイオマスを活用した蓄電デバイス電極材料の開発」の講演を行いました。


2018.10.17
秋田大学高大接続センターのコラム「この先生にきいてみよう」において,熊谷誠治教授の高校生に向けたメッセージ「職業を選択するということ」が掲載されました。




2018.10.12
秋田県立横手城南高等学校のみなさんが本研究室を見学しました。本学理工学部電気電子工学コースで学べることや,本研究室で行っている蓄電デバイスの研究について説明しました。

2018.9.28
パワーアカデミーのウェブサイトにおいて,熊谷誠治教授が研究者コラム「郷に入っては郷に従え:様々な研究に手を付けた大学教員から研究者を目指す若手へ」を執筆しました。熊谷教授の研究者としての生い立ちが書かれています。



2018.9.27
研究室内にて4年生の「研究プロポーザル」発表会を実施しました。

2018.9.27
研究業績を更新しました。

2018.9.21
秋田県科学技術振興ビジョン・平成30年度若手高度人材育成事業「リチウムイオン電池のシミュレーション技術開発に係る研究」において,研究代表者の熊谷誠治教授,研究参加者の富岡雅弘特任助教,大学院生の安部勇輔君,堤光太君,堀夏樹君,コーディネータを務める産学連携推進機構の佐藤雄介特任准教授らが,共同研究先の県内企業を訪問し,中間報告会に参加しました。参加した大学院生は,企業技術者らと貴重な技術交流を行うことができました。
 
研究発表を行う堀夏樹君と共同研究中間報告会の様子

2018.9.13
熊谷誠治教授が,北海道胆振東部地震(9月6日)で発生したブラックアウト(大規模停電)が秋田においても発生するかについて,秋田魁新報でコメントしました。

2018.9.9
熊谷誠治教授が,平成30年度秋田県自然エネルギー開発協会の総会において,「もみ殻のリサイクル:蓄電デバイス電極材料への活用」と題した講演を行いました。


2018.9.7
安部勇輔君,斉藤智朗君,高橋博文君,石川俊朱君,堤光太君,堀夏樹君が岩手大学で開催された平成30年度電気関係学会東北支部連合大会で研究成果を発表しました。
 

2018.8.27
「リチウムイオン電池のシミュレーション技術開発に係る研究(研究代表者:熊谷誠治)」が秋田県の平成30年度科学技術振興ビジョン推進事業・若手高度人材育成事業に採択されました。

2018.8.10
第2回秋田ヒューマン・エネルギー研究会が秋田大学で開催されました。本研究室大学院生の安部勇輔君が「プレリチウム化したハードカーボン負極を用いるリチウムイオン電池フルセルの充放電特性」の題目で,堀夏樹君が「リチウムイオン電池の等価回路モデルにおける素子パラメータ予測」の題目で研究発表を行いました。また,熊谷誠治教授が「もみ殻のマテリアルリサイクル技術」の題目で特別講演を行いました。
 
安部勇輔君の研究発表          堀夏樹君の研究発表

2018.8.3
秋田大学広報誌〈アプリーレ〉No.60において,熊谷誠治教授が紹介されました。なお,記事内容は秋田大学のホームページ「Laboratory Interview」のものと同一です。
 

2018.7.28 秋田大学オープンキャンパスが開催され,理工学部1号館にて本研究室の
研究紹介を行いました。

   

2018.6.27
 石川俊朱君が日本素材物性学会平成30年度年会で優秀論文発表賞を受賞
日本素材物性学会平成30年度(第28回)年会(2018.6.26,秋田ビューホテル)において,熊谷誠治教授,安部勇輔君,石川俊朱君,堤光太君,堀夏樹君がリチウムイオン電池やキャパシタなど蓄電デバイスに関する最新の研究成果を発表しました。



その中で,大学院博士前期課程1年次の石川俊朱君が「電気二重層キャパシタの充放電特性の温度依存性」の研究発表において,優秀論文発表賞を受賞しました。


 受賞した石川俊朱君(右)と熊谷教授

2018.5.18 熊谷誠治教授が平成30年度大仙市企業連絡協議会の総会後,「もみ殻の最先端リサイクル技術」と題目で招待講演を行いました。   

2018.4.24
 安部勇輔君が平成29年度電気学会優秀論文発表賞を受賞
平成29年度電気関係学会東北支部連合大会(2017.8.24〜25,弘前大学)で,博士前期課程2年の安部勇輔君が発表した「長寿命LiFePO4/グラファイト系リチウムイオン電池の正負極容量設計」の研究が,平成29年度電気学会優秀論文発表賞に選ばれました。


 受賞した安部勇輔君(左)と熊谷教授

2018.4.18 熊谷誠治教授が伊徳地域振興財団から2017年度研究助成を受けました。
「もみ殻から製造した電極材料を用いる高性能蓄電デバイスの開発」

2018.4.12
研究テーマ,研究業績および研究室紹介・大学院修了生の就職先を更新しました。

2018.3.28 熊谷誠治教授の研究が,秋田大学のホームページ「Laboratory Interview」で紹介されました。


2018.3.22 秋田大学卒業式が行われました。
本研究室からは4名の学部卒業生と2名の大学院博士前期課程修了生が巣立って行きました。

2018.3.13 大学院博士前期課程2年の藤原宏晃君と羽富正起君が平成29年度理工学研究科長表彰を受けました。

 表彰を受けた藤原宏晃君(左)と熊谷教授

 表彰を受けた羽富正起君(左)と熊谷教授

2018.1.19 ホームページの内容を大きく更新しました。
      熊谷誠治教授の挨拶を追加しました。
      研究室の紹介を更新しました。

2018.1.1 本日付で本研究室は電力工学研究室から熊谷研究室に名称変更致しました。

2017.11.1 本日付で電力工学研究室に富岡雅弘 特任助教が着任いたしました。

2017.10.27 研究業績を更新しました。

2017.10.27 熊谷准教授,羽富正起君,藤原宏晃君,安部勇輔君,斉藤智朗君が,秋田市で開催された国際会議The 8th International Conference on Materials Engineering for Resources (ICMR2017) において,研究成果を発表しました。


2017.9.4 熊谷誠治准教授がイノベーション・ジャパン2017に出展しました。

2017.8.31,9.1に東京ビックサイトで開催されたイノベーション・ジャパン2017において,「正負極両材料をもみ殻から製造した高性能リチウムイオンキャパシタ」の研究展示を行いました。本研究室所属大学院生の安部勇輔君に出展手伝いをしてもらいました。多くの方々に展示ブースを訪れて頂きました。心から御礼申し上げます。



技術概要
リチウムイオンキャパシタの正極,負極両材料をもみ殻から製造する技術を開発した。本技術は,もみ殻中に天然に含有されるシリカを,正極では細孔形成の鋳型に,負極ではリチウムイオンの吸蔵・緩衝に利用するなど,稲の天然植物構造および組成を最大限活用した。特に,シリカを部分的に除去して構築した炭素シリカ複合系負極は、ハードなリチウムイオンドープに対して耐性を有する上,充放電繰り返しに対する安定性も高い。本技術は,蓄電デバイスの高性能化とバイオマスの有効利用を通じて,本国のエネルギー・環境問題の解決に貢献する。

新規性・優位性
・現在のリチウムイオンキャパシタの正負極材料原料は海外産であるが,
 本技術は,安価な国内産もみ殻を原料に選択できる。
・従来の市販電極材料と比較して,高出力密度時により高いエネルギー密度を実現できる。

活用例
・リチウムイオンキャパシタの他、リチウムイオン電池、リチウム硫黄電池、
 電気二重層キャパシタ等の電極材料
・電気泳動式による分離精製または除染装置の電極材料
・マイクロおよびメソ多孔性吸着体および担体


イノベーション・ジャパン2017の様子

2017.8.25 研究業績を更新しました。

2017.8.24 熊谷准教授,羽富正起君,藤原宏晃君,安部勇輔君,斉藤智朗君,高橋博文君が弘前大学で開催された平成29年度電気関係学会東北支部連合大会で研究成果を発表しました。



2017.8.10
秋田大学にて,第1回秋田ヒューマン・エネルギー研究会が開催されました。本研究室大学院生の安部勇輔君が,研究成果発表「リン酸鉄系リチウムイオン電池の充放電特性」を行いました。


2017.7.29  秋田大学オープンキャンパスが開催され,理工学部1号館にて本研究室の
研究紹介を行いました。




2017.6.29
 藤原宏晃君が日本素材物性学会平成29年度年会で優秀論文発表賞を受賞
 日本素材物性学会平成29年度(第27回)年会(2017.6.27,秋田ビューホテル)において,熊谷誠治准教授および大学院生5名が蓄電デバイスに関する研究成果を発表しました。その中で,大学院博士前期課程2年次の藤原宏晃君が「もみ殻炭のリチウムイオン吸蔵放出特性に及ぼす電極バインダの影響」の研究発表で,優秀論文発表賞を受賞しました。


  受賞した藤原宏晃君(右)と熊谷准教授

2017.5.30 羽富正起君が平成28年度電気学会優秀論文発表賞を受賞
 平成28年度電気関係学会東北支部連合大会(2016.8.30〜31,東北工業大学)で発表された「イオン液体中における活性炭の電気二重層容量のセル電圧依存性」の研究成果で,博士前期課程2年の羽富正起君が,平成28年度電気学会優秀論文発表賞を受賞しました。


 受賞した羽富正起君(右)と熊谷准教授

2017.5.16
  大館鳳鳴高校スーパーサイエンスハイスクールにて,「バイオプラスチック」の研究について,5名の研究室訪問を受けました。同校出身の大学院生 安部勇輔君にティーチングアシスタントをしてもらいました。



2017.5.1 熊谷誠治准教授が,パワーアカデミー萌芽研究優秀賞を受賞しました。

2017.4.3 熊谷誠治准教授の
             「もみ殻に由来する高性能リチウムイオンキャパシタ正負極材料
       に関する研究発表動画が公開されました。
                
      なお,本成果発表は2016.12.20にJSTで開催された
             「環境・資源  新技術説明会」で行われたものです。

2017.4.3 研究室の体制が変わりました。

2017.3.31 佐藤正志教授が定年退職されました。長い間,本当にお疲れ様でした。

2017.3.24 斉藤智朗君が平成28年度電気学会東北支部優秀学生賞を受賞しました。

 斉藤智朗君が平成28年度電気学会東北支部優秀学生賞を受賞

 
 表彰を受けた斉藤智朗君(右)と熊谷准教授

2017.3.22 安部勇輔君と戸巻諒平君が平成28年度北光会賞を受賞しました。

 安部勇輔君と戸巻諒平君が平成28年度北光会賞を受賞

 
北光会賞を受賞した安部勇輔君(左)と戸巻諒平君(右)

2017.3.22 秋田大学卒業式が行われました。
本研究室からは9名の学部卒業生が巣立って行きました。

2016.11.1  あきた産学官連携フォーラム2016においてブース出展しました。

  秋田市民交流プラザ「アルヴェ」で開催された「あきた産学官連携フォーラム2016」において,熊谷誠治准教授らが「もみ殻を原料とした高性能電池・キャパシタ用電極材料」の研究内容でブース出展しました。研究室所属の羽富正起君に出展・説明の手伝いをしてもらいました。多くの方が出展ブースを訪れて頂き,本当にありがとうございました。

 あきた産学官連携フォーラム2016の様子

2016.10.28  電気学会東北支部 平成28年度第1回秋田支所講演会を開催しました。

  電気学会秋田支所(支所長:熊谷誠治)は,秋田大学手形キャンパスにて平成28年度第1回講演会を開催しました。秋田県立大学システム科学技術学部教授の杉本尚哉氏をお迎えし,「代替技術としてのプラズマ新利用について」ご講演頂きました。プラズマの基礎知識についてご講義頂いた後,その応用技術についてご説明頂きました。具体的には,1磁気駆動アークプラズマによる金属表面熱処理技術,2低真空アークで発生する陰極点の特性を利用する金属表面洗浄技術,3低圧低温プラズマ,大気圧低温プラズマによる殺菌技術についての最新の研究成果をご紹介頂きました。

        ご講演される杉本尚哉氏

2016.10.20
  熊谷誠治准教授が,日本学術振興会科学研究費助成事業(科研費)の平成28年度審査委員表彰を受けました。
 http://www.akita-u.ac.jp/honbu/event/item.cgi?pro6&887

2016.8.1
Journal of Energy Storage (Elsevier)において,熊谷誠治准教授らが発表した論文

Seiji Kumagai, Tomoya Ishikawa, Naoki Sawa, Cycle Performance of Lithium-ion Capacitors Using Graphite Negative Electrodes at Different Pre-lithiation Levels, Journal of Energy Storage, Vol. 2, pp. 1-7, 2015.

が,2016年8月1日現在,Highly read papers in Journal of Energy StorageMost Cited Articlesの一つに選ばれています。

下記リンクをご参照ください。
http://www.journals.elsevier.com/journal-of-energy-storage/news/
highly-read-papers-in-journal-of-energy-storage


http://www.journals.elsevier.com/journal-of-energy-storage/most-cited-articles

2016.7.30
  秋田大学オープンキャンパスが開催され,理工学部1号館にて本研究室の研究紹介を行いました。



2016.7.11
  熊谷准教授,博士前期課程1年次の羽富正起君と藤原宏晃君が,那覇市で開催されたInternational Conference on Electrical Engineers 2016 (ICEE 2016 Okinawa)において,研究成果発表を行ってきました。


2016.5.9 澤直樹君が平成27年度電気学会優秀論文発表賞を受賞しました。

 澤直樹君が平成27年度電気学会優秀論文発表賞を受賞

 2016年3月に博士前期課程を修了した澤直樹君が,2015年8月に開催された平成27年度電気関係学会東北支部連合大会で発表した「リチウムイオンキャパシタのサイクル特性に及ぼす負極炭素材料の影響」で,電気学会優秀論文発表賞を受賞しました。

 受賞した澤直樹君


2016.4.19 研究テーマ一覧を更新しました。

2016.4.5 新学部4年生9名と新博士前期課程1年次2名が佐藤研究室に配属されました。

2016.3.22 秋田大学卒業式が行われました。
本研究室からは8名の学部卒業生と5名の大学院博士前期課程修了生が巣立って行きました。

2016.2.29 電気学会東北支部 平成27年度第2回秋田支所講演会を開催しました。

 電気学会秋田支所(支所長:熊谷誠治)は,秋田大学手形キャンパスにて平成27年度第2回講演会を開催しました。秋田県立大学システム科学技術学部助教の寺田裕樹氏をお迎えし,「拡張現実と機械学習を用いた高齢歩行者交通事故低減の試み」の題目で,ご講演頂きました。拡張現実と機械学習の説明に始まり,高齢化の進む秋田県における高齢者交通事故の現状,さらには,その交通事故を低減するための歩行者の横断補助システムと車両検知システムについて,最新の研究成果を紹介頂きました。

   ご講演される寺田裕樹氏

2015.10.16 電気学会東北支部 平成27年度第1回秋田支所講演会を開催しました。

 電気学会秋田支所(支所長:熊谷誠治)は,秋田大学手形キャンパスにて平成27年度第1回講演会を実施しました。道南いさりび鉄道株式会社の敷村朝生氏をお迎えし,「衛星×ICT×G空間が拓く測位システムの未来 〜交通・観光・防災の視点から〜」について,ご講演頂きました。GPSの測位の仕組みから実際の測位システムについてご説明頂き,さらに,測位システムの鉄道,防災,観光への応用事例についてご紹介頂きました。また,敷村氏は本学電気工学科の卒業生であり,母校の教壇にて,研究開発の最前線から社会人としての後輩学生諸子に期待することなど,貴重なお話をして頂きました。

    ご講演される敷村朝生氏

2015.9.25 研究プロポーザル発表会(佐藤研究室)を開催しました。

         研究プロポーザルの様子

2015.9.1 本研究室は,電力工学研究室から佐藤研究室に名称変更致しました。

2015.8.31 研究テーマ一覧研究業績一覧を更新しました。

2015.5.7 石川智也君が平成26年度電気学会優秀論文発表賞を受賞しました。

 石川智也君が平成26年度電気学会優秀論文発表賞を受賞

 2015年3月に博士前期課程を修了した石川智也君が,2014年8月に開催された
平成26年度電気関係学会東北支部連合大会で発表した「リチウムプレドープ量と
動作電圧範囲の異なるリチウムイオンキャパシタのサイクル特性」で,
電気学会優秀論文発表賞を受賞しました。

     受賞した石川智也君

2015.4.3 新4年生8名が配属されました。

2015.3.30 研究業績一覧を更新しました。

2015.3.26 熊谷准教授,澤直樹君,向谷地晃司君が東京都市大学世田谷キャンパスで
開催された平成27年電気学会全国大会で研究成果を発表しました。

2015.3.22 秋田大学卒業式が行われました。本研究室から6名の学部卒業生と
3名の大学院博士前期課程修了生が巣立って行きました。

2015.3.19 4年生のエルデネバット・ウヌボルド君(モンゴルからの留学生)に,
平成26年度電気学会東北支部優秀学生賞が授与されました。


受賞したエルデネバット・ウヌボルド君

2015.3.13 大学院博士前期課程1年の澤直樹君が平成26年度工学資源学研究科長表彰を
受けました。


  表彰を受けた澤直樹君(左)と熊谷准教授

2014.11.20 熊谷准教授が横手市立十文字中学校で,あおぞらキャリア講座の講師を
務めました。


  授業内容「大学の先生の仕事」

2014.10.31 電気学会東北支部 平成26年度第2回秋田支所講演会を開催しました。
 
  電気学会秋田支所(支所長:熊谷誠治)が,ソニー株式会社研究開発企画部門の田畑誠一郎氏とデクセリアルズ株式会社開発技術部門の高橋芳美氏のお二方を迎えて,秋田大学手形キャンパスにて講演会を実施しました。田畑氏からは,「エレクトロニクス製品における環境技術」について,高橋氏からは「エレクトロニクス分野における最新の材料開発」についてご講演頂きました。これまでに携わった研究開発業務の経験談や最新の開発技術などについてお話し頂きました。

     
   ご講演されるソニー(株)の田畑誠一郎氏  ご講演されるデクセリアルズ(株)の高橋芳美氏

2014.10.24 電気学会東北支部 平成26年度第1回秋田支所講演会を開催しました。

 電気学会秋田支所(支所長:熊谷誠治)が,秋田県立大学名誉教授の武田紘一氏を講師にお迎えして,「プロセス開発における技術と科学」のテーマで,秋田大学手形キャンパスにて講演会を開催しました。産業プロセスの新規な開発過程について,プラズマ応用を例にとり,"Technology"と"Science"の違い,両者の絡み合いの必要性について,企業の研究所と大学での研究の経験をもとにお話し頂きました。


ご講演される武田紘一氏

2014.10.21 秋季オープンキャンパスで研究紹介を行いました。
       日時:10月18日(土)10:00〜16:00 理工学部1号館

(研究紹介等の様子)

2014.10.13 秋田魁新聞に熊谷准教授の研究(もみ殻を電池材料に)が掲載されました。

2014.10.10 トップページ,研究業績一覧を更新しました。

2014.10.1 もみ殻に由来するキャパシタ活物質の開発 (2014.9.11〜12,東京ビックサイト)
  熊谷准教授らがイノベーション・ジャパン2014に出展

 2014年9月11〜12日に東京ビックサイトで開催された大学見本市「イノベーション・ジャパン2014」に熊谷准教授が「もみ殻由来の安価・高性能・環境低負荷キャパシタ活物質の開発」と題した研究成果を出展しました。当日は大学院博士前期課程1年の向谷地晃司君と澤直樹君に出展の手伝いをしてもらいました。多くの方に出展ブースを訪れて頂き,心から御礼申し上げます。


<技術概要>
 電気二重層キャパシタ(EDLC)の正負極活物質およびリチウムイオンキャパシタ(LIC)の正負極活物質に適用できるカーボン系材料をもみ殻から製造した。EDLCの正負極とLICの正極に使用される活物質は一般に活性炭であり,LICの負極活物質には非晶質のハードカーボンが多く使用される。現在,それら活物質にはフェノールやピッチなど化石資源に由来する材料が使用される。本技術は,それら既存活物質より優れた特性を示しつつ,植物系バイオマスであるもみ殻から安価に活物質を製造するものである。もみ殻に天然に存在するケイ酸を溶脱し,電解液中のカチオンとアニオンが容易に活性炭表面にアクセスできる細孔構造を有する活性炭系活物質を実現した。また,ケイ酸を残存させてもみ殻を適切な温度で炭化することで,リチウムの高速吸蔵放出に適したシリコン含有ハードカーボン系活物質を実現した。

<従来技術に対する新規性・優位性>
・既存の化石資源に由来せず,原料が極めて安価なもみ殻からキャパシタ電極用活物質を開発
・もみ殻に含まれるケイ酸の扱いを工夫し,活性炭系活物質およびハードカーボン系活物質
 を創出
・既存製品と比較して優れた特性が発現,特に大電流領域での特性に優れる

<想定される応用例>
・電気二重層キャパシタにおけるイオン吸着脱離用活性炭系正負極活物質
・リチウムイオンキャパシタにおける活性炭系正極活物質およびリチウム吸蔵放出用
 負極活物質
・リチウムイオン電池におけるリチウム吸蔵放出用負極活物質

本技術に対する問合せ先:熊谷誠治


(イノベーション・ジャパン2014の様子)

2014.6.27 澤直樹君が日本素材物性学会優秀論文発表賞を受賞しました。

 澤直樹君が日本素材物性学会優秀論文発表賞を受賞

2014年6月26日に平成26年度(第24回)日本素材物性学会年会が秋田ビューホテルで開催され,大学院博士前期課程1年の澤直樹君が日本素材物性学会優秀論文発表賞を受賞しました。

受賞した澤直樹君(右)と熊谷准教授

受賞論文:リチウムイオンキャパシタの充放電特性に及ぼす電極材料の影響
著者:澤直樹,石川智也,熊谷誠治,佐藤正志
内容:リチウムイオンキャパシタの高性能化を目指して,正極に使用される活性炭の種類を
   変えて,その充放電特性を調べた。その結果,電流密度が小さいとマイクロポーラス
   活性炭が効果的であり,電流密度が大きいとマイクロ・メソポーラス活性炭が効果的
   であることが分かった。


2014.6.27 研究テーマ一覧研究業績一覧を更新しました。

2013.12.9 研究業績一覧を更新しました。

2013.6.28 研究テーマ一覧研究業績一覧を更新しました。

2012.12.4 研究業績一覧を更新しました。

2012.7.12 研究業績一覧を更新しました。

2012.7.5 研究テーマ一覧研究業績一覧を更新しました。

2012.1.27 研究テーマ一覧を更新しました。

2012.1.25 ホームページをリニューアルしました。


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