研究紹介画像&動画

二次電池・キャパシタの電極材料に関する研究
(電気二重層キャパシタラミネートセルの製造工程)
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2025.4.22

熊谷誠治教授と安部勇輔助教が分担執筆した書籍「リチウムイオン電池(LiB)リサイクル技術 〜レアメタル回収・各種処理手法とリサイクルに貢献する研究開発動向〜」が株式会社情報機構より発刊されました。

2025.4.21
2025年3月に大学院博士前期課程を修了した千田禎喜さんと西潟憲悟さんが,令和6年電気学会優秀論文発表賞を受賞しました。
・千田禎喜,安部勇輔,熊谷誠治「イオン液体を電解液に用いた電気二重層キャパシタの蓄電特性に及ぼす電極活性炭の影響」2024年電気関係学会東北支部連合大会,秋田県立大学,2024年8月30日
・西潟憲悟,安部勇輔,熊谷誠治「低温環境下のリチウムポリマー電池の状態診断」2024年電気関係学会東北支部連合大会,秋田県立大学,2024年8月30日


2025.4.18
チェン チェンジェ博士研究員,安部勇輔助教,熊谷誠治教授の論文「Hard carbon/graphite/nano-silicon ternary composite anode for high-performance Li-ion capacitors」が電気化学エネルギー分野で著名な学術雑誌Journal of Power Sourcesにオンライン掲載されました。
グラファイト,ハードカーボンとナノSiから構成される三元複合負極材を新たに開発し,高いエネルギー密度と入出力密度を有し,かつ優れたサイクル安定性を有するリチウムイオンキャパシタを実現しました。論文はオープンアクセス化されおり,無料で閲覧できます。
また,本研究成果の発表について,秋田大学からプレスリリースがなされました。
・リチウムイオンキャパシタに用いる三元複合負極材を開発(日本語)
・A novel ternary composite anode material for high-performance Li-ion capacitors (English)

2025.4.17
熊谷誠治教授が研究代表者を務める研究課題が科研費基盤研究(A)に採択されました。
「超高密度蓄電キャパシタの創出とSi粒子−Li−電解液の界面・バルク現象の解明」

2025.4.7
研究業績を更新しました。

2024.4.1
「研究室紹介・大学院修了生の就職先」と「メンバー」を更新しました。

2025.4.1
2025年3月理工学研究科博士後期課程総合理工学専攻を修了したチェン チェンジェさんが,理工学研究科の博士研究員に採用されました。

2025.3.22
秋田大学の卒業式が秋田芸術劇場ミルハスで開催されました。本研究室の学部生5名と大学院博士前期課程生5名,博士後期課程生1名に学位記が授与されました。

2025.3.21
博士後期課程3年生のチェン チェンジェさんが,秋田大学から学生表彰(優秀賞)を受けました。


2025.3.19
安部勇輔助教が,明治大学中野キャンパスで開催された令和7年電気学会全国大会で,研究発表を行いました。また,江口卓弥さん(本研究室出身,日本大学工学部助教)が,熊谷誠治教授との共同研究成果を発表しました。


2024.3.4
4年生の大沼青也さんと瀬川裕康さんに2024年度電気電子工学コース 卒業課題研究発表会優秀発表賞が授与されました。
大沼青也「バイオチャー由来活性炭を用いた電気二重層キャパシタの充放電特性」
瀬川裕康「層状及びオリビン型正極材を混合した正極を用いるリチウムイオン電池の充放電性能」


2025.2.13
2024年度電気電子工学コース卒業課題研究発表会が開催されました。本研究室所属の4年生5名が発表を行いました。

2024.12.27
熊谷誠治教授の年末のあいさつを掲載しました。
本年7月に理工学部の改組が認められ,令和7年4月から総合環境理工学部が設置されます。本研究室教職員は,同学部社会システム工学科電気システムコースに移行することになります。また,本年4月から入試委員長を担当していますが,入試業務だけでなく,総合環境理工学部の学部体制や入試制度についての説明を数多く行いました。総合環境理工学部の理念や教育・研究・社会貢献の方針を説明するたびに,秋田でしっかりとした人材育成と特徴のある研究を継続することの重要性を感じました。教育・研究・社会貢献とも精一杯努力する所存です。2025年もご支援頂けますよう宜しくお願い申し上げます。

2024.11.22
安部勇輔助教が国立京都国際会館で開催された第65回電池討論会において研究発表を行いました。
「再生正極材ともみ殻炭負極材を用いるエコリチウムイオン電池」


2024.11.21
熊谷誠治教授,本研究室大学院生の三澤祐介さんと吉田壮汰さんが出演した秋田大学ラジオレポート(ABS秋田放送)の第2回「理工学研究科で学ぶ学生の声」が放送されました。


2024.11.20
本研究室に3年生7名が配属されました。

2024.11.19
熊谷誠治教授が令和6年度大学講座「秋田の未来を切り拓くDXとGX」で講師を務めました。
「グリーン社会システムを支える技術―エネルギーとモビリティ―」

2024.11.7
ABS秋田放送の秋田大学ラジオレポートに熊谷誠治教授,本研究室大学院生の三澤祐介さんと吉田壮汰さんが出演しました。令和7年4月に理工学部から改組される総合環境理工学部の紹介などを行いました。


2024.11.7
熊谷誠治教授が,スタンフォード大学とエルゼビアが発表している世界トップ2%の科学者リストに掲載されました。「単年」の区分においては2021年からの4年連続で,「生涯」の区分では初めて選出されました。
世界トップ2%の科学者リスト(Elsevierサイト):2024年

2024.11.6
本研究室出身で日本大学工学部の江口卓弥助教との共著論文「Application of Kenaf-derived Carbon as Conductive Electrode Additive in Electric Double-layer Capacitors」International Journal of the Society of Materials Engineering for ResourcesがJ-STAGEにて早期公開されました。

2024.10.16
秋田大学とDOWAホールディングスが開催する「令和6年度秋田大学大学院生研究交流発表会」(ANAクラウンプラザホテル)にて,本研究室大学院生の佐藤孔明さんと三澤祐介さんが,廃リチウムイオン電池から製造したリサイクル正極材に関する研究発表を行いました。


佐藤 孔明さん 三澤 祐介さん

2024.10.15
博士後期課程3年のチェン チェン ジェさんと熊谷誠治教授らのリチウムイオンキャパシタに関する論文が,学術雑誌「Advanced Energy and Sustainability Research」で,オンライン公開されました。
Graphite/nanosilicon composite anode for lithium-ion capacitors with improved energy density and cyclability
Cheng Jie Chng, Yusuke Abe, Seiji Kumagai
Advanced Energy and Sustainability Research, 2024, 2400238
黒鉛とナノシリコンの複合材料を負極活物質に使用することで,リチウムイオンキャパシタのエネルギー密度とサイクル安定性を向上させることが可能であることを示しました。論文はオープンアクセス化されており,無料で閲覧できます。

2024.9.30
令和6年度 熊谷・安部研究室メンバーの写真を掲載しました。

2024.9.27
熊谷・安部研究室の4年生が,研究プロポーザルの授業において,研究内容および研究計画に関するプレゼンテーションを行いました。


2024.9.24
研究業績を更新しました。

2024.8.30
8月29,30日に2024年度電気関係学会東北支部連合大会が秋田県立大学本荘キャンパスで開催されました。本研究室からは,Cheng Jie Chngさん,千田禎喜さん,西潟憲悟さん,安部勇輔助教が研究成果発表を行いました。


2024.8.10
熊谷誠治教授が高大連携授業「再生可能エネルギー入門」を実施しました。
第1講「日本と世界のエネルギー情勢と再生可能エネルギーとは」,第2講「蓄電技術,バイオマスの利用とカーボンニュートラル」,県内から9名の高校生が参加してくれました。


2024.7.30
熊谷誠治教授の研究が,令和6年度一般財団法人東光虻川ものつくり財団研究助成に採択されました。
「ドローン搭載高出力運転のリチウムイオン電池に適した劣化診断および寿命予測手法の開発」



2024.7.2
The ICEE Conference 2024が,北九州国際会議場において開催されました。本研究室からは,Cheng Jie Chng君と安部助教が研究発表を行いました。


2024.6.19
令和6年度日本素材物性学会年会が,秋田大学手形キャンパスにおいて開催されました。本研究室からは,Cheng Jie Chng君,馬欣宇君,佐藤孔明君,千田禎喜君,三澤祐介君,吉田壮汰君が研究発表を行いました。
その中で,Cheng Jie Chng君が令和6年度日本素材物性学会優秀論文発表賞を受賞しました。


2024.5.31
博士後期課程3年のチェン チェン ジェさん(マレーシアからの留学生)と熊谷誠治教授らのリチウムイオンキャパシタに関する論文が,エネルギー貯蔵の分野で著名な学術雑誌「Journal of Energy Storage」で,オンライン公開されました。
Hard carbon/graphite composite anode for durable lithium-ion capacitor
Cheng Jie Chng, Xinyu Ma, Yusuke Abe, Seiji Kumagai
Journal of Energy Storage, Vol. 92, 2024, 112193
リチウムイオンキャパシタの繰り返し充放電に対する耐久性を向上させるには,黒鉛とハードカーボンの複合材を負極材に使用することが有効であることが示されています。論文はオープンアクセス化されおり,無料で閲覧できます。

2024.5.27
熊谷誠治教授のリチウムイオン電池に関する総説寄稿が「あきた経済」に掲載されました。一般財団法人 秋田経済研究所のHPから無料で閲覧できます。
リチウムイオン電池 蓄電池の基礎から今後の展望まで
熊谷誠治
あきた経済,No. 540,14−23ページ,2024年5月

2024.4.26
安部勇輔助教が2023年電気学会優秀論文発表賞を受賞しました。
「ハイニッケル系リチウムイオン電池正極の大電流サイクル劣化挙動」
電気関係学会東北支部連合大会,2023年9月6日

2024.4.24
公益財団法人JKAの2023年機械振興補助事業・研究補助(若手研究)の研究成果を公開しました。
「活物質塗工層を高密度化した高エネルギー・高出力Ni系リチウムイオン電池の開発」
(研究代表者:安部勇輔)

2024.4.1
「研究室紹介・大学院修了生の就職先」と「メンバー」を更新しました。

2023.4.1
電動化システム共同研究センターの安部勇輔特任助教が,理工学研究科の助教として採用されました。当研究室は熊谷・安部研究室になります。

2024.3.26
研究業績を更新しました。

2024.3.25
安部勇輔特任助教と熊谷誠治教授のリチウムイオン電池の正極材リサイクルに関するレビュー論文が,オンライン掲載されました。無料で閲覧できます。
Abe, Y., Watanabe, R., Yodose, T., Kumagai, S., Cathode Active Materials Using Rare Metals Recovered from Waste Lithium-ion Batteries: A Review, Heliyon, Vol. 10, e28145, 2024.

2024.3.22
秋田大学の卒業式が秋田芸術劇場ミルハスで開催されました。本研究室の学部生7名と大学院博士前期課程9名に学位記が授与されました。

2024.3.21
博士前期課程2年生の遠藤幸太郎さんが,2023年電気学会優秀論文発表賞を受賞しました。
・遠藤幸太郎,安部勇輔,富岡雅弘,熊谷誠治「異種活性炭添加による電気二重層キャパシタ電極の劣化抑制」令和5年電気学会全国大会,名古屋大学東山キャンパス,2023年3月15日


2024.3.21
安部特任助教が今年度に研究助成を受けた東光虻川ものつくり財団の成果発表会に出席し,研究成果を発表してきました。写真は,令和5年度東光虻川ものつくり財団研究助成成果発表会での記念品贈呈の様子です。


2024.3.1
4年生の池田碧威君に2023年度電気電子工学コース 卒業課題研究発表会優秀発表賞が授与されました。
池田碧威「高比表面積のもみ殻由来活性炭の製造と電気二重層キャパシタ電極への応用」


2024.2.26
熊谷誠治教授が参加した「環る資源広がるあきたの3R 資源循環先進県秋田を目指して」の対談会が秋田魁新報で紹介されました。

2024.2.15
2023年度電気電子工学コース卒業課題研究発表会が開催されました。本研究室所属の4年生7名が発表を行いました。

2023.12.28
熊谷誠治教授の年末のあいさつを掲載しました。
副研究科長2年目において,令和7年度を目標とする理工学部改組に関連する業務が多くなってきました。その他の管理運営業務をこなしながら20名を超える学生を抱えての研究室運営は大変な面がありますが,安部勇輔特任助教の協力を得ながら,3月の卒業・修了までの研究指導に全力を尽くしたいと思います。
2022年3月に博士後期課程を修了し,蓄電デバイスの研究を日本大学工学部で継続している江口卓弥助教と学会で一緒になる機会が多くなりました。江口助教とは,本年,リチウムイオンキャパシタの研究成果で共同プレスリリースを行うことができました。修了生の活躍を嬉しく感じております。
リチウムイオン電池正極材のリサイクル研究も成果を挙げつつあります。引き続き,研究の取組を外部に発信し,地域産業の活性化を目指していきます。2024年もご支援頂けますよう宜しくお願い致します。

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