サブミリ波帯での実験 〜さらなる高周波へ〜
励起用CO2レーザー
小武内研究室ではサブミリ波の発振器として光励起サブミリ波レーザを試作しています。右の図は平成9年度に新たに作成した励起用CO2レーザです。単一波長10P(18)線で約60 Wの出力が得られました。(ガラス細工は同学部物質工学科の鈴木技官に担当して頂きました。4-1,2)
光励起サブミリ波レーザー
左の図が、当研究室で以前より試作してきた光励起サブミリ波レーザ装置です。この装置で、500 GHz 〜 700 GHz サブミリ 波帯での実験を行っています。レーザの発振周波数を安定にするために、シュタルク効果を利用して励起光の周波数を一定に 保つように制御しています。4-1,2)
改良型CO2レーザー
平成10年度は、新設計のサブミリ波レーザ励起用CO2レーザを作成しました(右図)。 波長10P(18)線で約100 Wの出力が得られました4-3)。(ガラス細工は、今年も同学部物質工学科の 鈴木技官に担当して頂きました。)
4-1)平成8年度卒業論文
4-2)平成9年度卒業論文
4-3)平成10年度卒業論文