小原研究室

情報通信の技術進歩とその普及は目覚ましいものがある。 情報通信システムは,情報をデジタルで表現して伝達,処理そして蓄積をおこなうもので,コンピュータと通信の融合によって達成される。 携帯電話,インターネット,デジタルテレビ,音楽用CDなどが身近なシステムの例である。 技術的には次ぎに列挙する多彩な技術が統合されたものである。 光ファイバや無線などの伝送技術,データの一塊であるパケットやフレームをスイッチングする中継技術,データを安全かつ円滑に流す伝達技術,情報をデジタル符号で表現するプレゼンテーション技術,テータのやり取りを定めるプロトコル技術,人とのインタフェース技術,音響や画像のデジタル信号処理技術,セキュリテイや運用管理技術,人やコンピュータ間で情報の相互伝達をおこなうシステム化技術など。

情報通信システムはその活用範囲を今後益々拡大し,重要な社会のインフラストラクチャに成長するであろう。 その発展に応じた新たな発明や既存技術の改革が求められている。 情報通信技術はこのように多岐にわたり,本研究室はその一端を担うことを目標に次の研究を行っている。

 超高速光ネットワークの設計

☆波長分割多重(WDM)の活用
☆高速・大容量スイッチアーキテクチャ
☆基盤ネットワークの性能

Fig.1
光ネットワーク設計の例
(コンピュータシミュレーションによる光送信回路の動作)

 ネットワークの性能評価と管理

☆ネットワークトラヒック解析
☆LANの性能評価
☆ネットワークセキュリテイ
☆機能分散制御システム

 画像情報の符号化

☆オブジェクト(エッジ,領域)の抽出
☆動画像の動きベクトル検出
☆オブジェクト符号化

 音響情報の信号処理

☆音源分離
☆一般調和解析の応用
☆3次元仮想音像の実現

Fig.2
3次元仮想音像を実現するための聴覚ディスプレイの試作品
(フラットパネルスピーカーを使用)