倉林研究室

電波と光の間にはテラヘルツ波やサブミリ波と呼ばれる,今まで研究があまり進まなかった電磁波領域があります。 近年,テラヘルツ波を用いた繊維などの物質の識別や,封筒中の薬物の判別等の報告があり,この電磁波が注目を浴びるようになりました。 そこで私たちの研究室では,この周波数帯の測定装置システムの開発や,物質の判別や非破壊検査応用などの研究を行っています。

 小型イメージングシステムの構築と応用研究

タンネットダイオードを用いた小型イメージングシステムを構築し,各種非破壊検査に関する応用研究を行っています。 図は小型イメージングシステムと,それを用いて塗装された金属の錆を検出した実験結果です。

Fig.1
タンネットを用いた小型イメージングシステム
Fig.2
塗装下錆の非破壊イメージング影像

 サブミリ波帯伝送線路の特性制御

サブミリ波の伝送線路に固体プラズマ材料のInSbを利用し,磁界印加により伝搬特性を制御する研究をしています。 特性可変の伝送線路は様々な応用装置に利用可能です。

Fig.3
InSbを用いたサブミリ波伝送線路